1週間でいきなり5㎏痩せたと思ったらバセドウ病だった話。
24歳のある日、1週間で42㎏→37㎏になりました。
特にダイエットをしているわけでもなく、突然体重が減ったから「やったー!」と思う反面いきなり減りすぎだから「なんか変な病気ちゃうかな?」と疑問になり、かかりつけのクリニックに行きました。
- 1.私が体験したバセドウ病の初期症状
- 2.病院で
- 3.検査結果はやっぱりバセドウ病(甲状腺機能亢進症)だった
- 4.治療方法は?
- 5.通院
- 6.食べちゃいけないもの?
- 7.珍しい病気だと思っていたけど、私の周りに2人いた!
- まとめ
1.私が体験したバセドウ病の初期症状
●クーラーをつけて寝ているのに、尋常じゃない汗をかいて起きる。
●食べても食べても痩せていく。
●頻脈
●何をしていても疲れやすい、だるい
2.病院で
この症状が出るちょっとまえに、扁桃腺が腫れてばかりでよく内科のクリニックに通っていました。
先生が私の首の腫れに気づいていて「喉治ってから病院きて検査してみ?バセドウ病っぽい」と実は言われていたのです。
そして、先生に1週間でめっちゃ痩せた事を言い、血液検査をすることになりました。
3.検査結果はやっぱりバセドウ病(甲状腺機能亢進症)だった
1週間後検査結果を聞きに再び病院へ。
結果の紙を見せられバセドウ病であることを告げられました。
甲状腺ホルモンの数値が普通の人の何倍も高かったです。
4.治療方法は?
「手術もできるけど、首に傷跡出来ちゃうしとりあえず投薬で様子見ようか」
ということで、1日3錠チウラジール(抗甲状腺薬)というお薬を飲むことに。
ちなみに他の治療方法の種類は手術、アイソトープ(放射性ヨウ素)治療です。
5.通院
はじめ1年は月1の血液検査で甲状腺ホルモンの数値を見ながら薬を調整していきました。1年飲み続けたくらいで数値が下がってきたので1日2錠だけに。
数値が安定しだしてからは通院も3か月に1回くらいでよくなり、30歳になるまで病院に通いました。
6.食べちゃいけないもの?
薬を飲み始めて、何度かおつまみ昆布や韓国のりを食べて嘔吐したことがあり、なんでだろうと先生にふと聞いたら「君、ヨードきつい物食べたらあかんよ」と言われました。なんでだったんだろう、とネットで調べてみてもちゃんとした回答がない・・・。
甲状腺機能低下症(橋本病)の人はヨードの摂取に気を付けて、とあるけれど、私は逆の亢進症だしなぁ。
その時の極端なアレルギー反応が怖くてずっと海藻を食べないようにしていましたが今は普通に食べれています。本当に何だったんだろう(笑)
7.珍しい病気だと思っていたけど、私の周りに2人いた!
珍しい病気だと思っていたけど行きつけの美容院のお兄さんと友人がバセドウ病になっていました。美容院のお兄さんはもともとが痩せているのに病気のせいもあったかゲッソリしていました。その方は私と一緒でお薬による治療をしていました。
病気になって何年か後にできた友人もバセドウ病という事を知り、友人はアイソトープの放射線療法をしていました。大きい病院じゃないとやってもらえないので通うのが大変と言っていましたが今は寛解。
まとめ
歌手の絢香さんが公表してくれて、バセドウ病というものが世の中に広く知れ渡って良かった。それ以前は「バセドウ病って何?」って言われても説明するのが大変だったから。
そしてバセドウ病は死ぬ病気ではないという事。
病気になりたての時は、色々な不安から自分が世界一不幸みたいな顔をしていましたが(笑)治療をしてれば症状は徐々に落ち着いてくるという事。
私は約6年で寛解しました。
見た目にはわかりにくい病気だからなかなか理解してもらえないのが難点でした。
首が太くなったり、目が突出してきたり何らかの不安のある方は病院へ是非。