【里芋】下処理の方法と保存方法、選び方、里芋のあれこれ
こんにちわ!まるこです。
里芋が美味しい季節がやってきましたね。
家にも父が作っている里芋が沢山!
さて今日は里芋についてのあれこれや疑問に思う事を書きますね。
里芋の下処理をする理由は?
- ぬめりをとるため。
- 下茹でをしないで使うと煮汁が濁る。
- 味の浸透をよくするため。
大根と一緒ですね。
この一手間を加えただけで煮物が美味しくなりますよ!
お味噌汁に入れる場合などは特に下処理しなくても良いです。
里芋の下処理の方法~塩もみをした後に茹でる方法~
- 皮をむいて、多めの塩(里芋500gに対して大さじ1強)でもみ、軽く塩を水で流す
- 鍋にたっぷりのお湯を沸かし里芋を入れて弱火で約5分
- ざるにあげて水でさっと洗う
里芋の下処理の方法~その他2つ~
- 米のとぎ汁で里芋の下茹でをする(とぎ汁がなければ、大さじ1位のお米を入れて)
- 酢水で里芋を下茹でする(1ℓのお湯に対して大さじ1の酢)
このどちらかでも下処理が出来ますよ!
ぜひぜひやりやすい方法でお試しください。
ぬめりには血圧、コレステロールを下げる作用もあるのでぬめりを取り過ぎないように!
里芋のぬめりのもととなっている成分は、食物繊維の一種の「ガラクタン」「ムチン」
- 血圧やコレステロールを下げる作用
- 胃腸の粘膜を守る作用
ぬめりにはこんな良い成分が入っているので綺麗な煮物を作りたいとき以外はぬめりを綺麗に取りきらなくてもいいかもしれません。
里芋の保存方法
新聞紙に包んで、室温で保存(5℃以上)
美味しい里芋の選び方
- 丸く太っているもの
- 皮が茶褐色で適度に湿り気のあるもの
- 泥つきのもの
里芋の栄養
- 可食部100gあたりのカロリーは58kcal
- 全体の84.1%は水分
- 13.1%が炭水化物
- 0.1%が脂質
- 食物繊維は全体の2.3%
こう書かれてもいまいちピンときませんよね。
参考までにさつまいもの栄養も書きます。
さつまいもの可食部100gあたりのカロリーは134kcal
- 全体の65.6%は水分
- 31.9%が炭水化物
- 0.2%が脂質
- 食物繊維は全体の2.2%
注目すべき点は里芋のカロリーの低さ!
里芋はさつまいもの約1/2のカロリー。
糖質もさつまいもの約半分。
里芋には他のイモたちよりもカリウムが多く含まれている!
(可食部100gあたりのカリウムの量)
里芋 640mg
さつまいも 480mg
じゃがいも 410mg
やまいも 590mg
カリウムとは?
ナトリウムとバランスをとりながら細胞を正常に保つ栄養素
カリウムの排泄が多い時はナトリウムも一緒になって多く排泄されるので、むくみに効果的
近年は、カリウムの摂取量を増やすことによって血圧の低下や脳卒中の予防に繋がることもわかってきている
腎臓病の方以外は食べ過ぎても問題はない
里芋の料理は?
まとめ
以上、里芋についてのあれこれ書いてみました。
参考になりましたか?
食物繊維やカリウムが豊富でほかの芋よりカロリーが低いことに調べながら驚きました。
これから美味しい里芋が出回る季節。
美味しい里芋を美味しく食べるために里芋の煮物を作るときは下処理を是非取り入れてくださいね。(体にいい成分があるので下処理でぬめりを取りすぎないように)
ここまでお読みいただきありがとうございました。